Windows10の検証環境を仮想マシンで利用する方法
今回は、Windows10仮想マシンをVMWare Workstation Player(以下、VMWareと表記します)の上に構築していこうと思います。方法としてはいくつか挙げられるとは思うのですが、今回は公式の提供している検証用仮想マシンを利用します。
仮想環境を利用すれば、手元の環境を汚すことなく開発や検証といったことが行えるという利点があります。
VMWare Workstation Playerをインストール
下記のURLを参照し、Windows用のVMWareをダウンロード、PCへのインストールを行ってください。
VMware Workstation Player のダウンロード | VMware | JP
Windows10のイメージファイルをダウンロード
現在、マイクロソフトはデベロッパー向けに有効期限付きのイメージを提供しています。下記のURLを参照してVMWare用のイメージファイルをダウンロードし、任意のディレクトリでzipファイルを解凍してください。
Windows 10 仮想マシンをダウンロードする - Windows アプリ開発
この仮想マシンは、検証用に利用することが可能で、インストールされた日から60日間利用することが可能です。ただし、利用は”非営利目的”のみに限定されます。この他にもルールがあるので、ソフトウェア ライセンス条項を一読することを推奨します。
それでは実際にインストールしていきます。
VMWare Workstation Playerを起動し「仮想マシンを開く」をクリックします。
次に、先程ダウンロードし解凍したディレクトリの中にあるWindows10の ovf 形式のファイルを指定して「開く」ボタンをクリックしてください。
次に、”新規仮想マシンの名前”と”仮想マシンの保存先”を任意で指定して「インポート」ボタンをクリックしてください。特に指定がない場合はデフォルトのままで問題ありません。
そうするとインポートが開始するので、終了するまで待ってください。
インポートが無事終了すると下図のように表示されます。”仮想マシン設定の編集”から各種ハードウェアの設定を変更できるので、お好みで調節してください。
設定が終わったら先程作成した仮想マシンをクリックして起動してください。
馴染みのあるロゴが表示されます。しばらく待つと自動でログインします。
これで無事起動ができたので、正常にインストールが成功しています。
以上でWindows10の検証環境を構築する作業は終了です。
お疲れ様でした。